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家庭菜園
作物別栽培方法

〜「初心者のための市民農園」大阪府泉州農と緑の総合事務所刊から〜
良い苗とは
 トマト、キュウリ、ナスなどは種苗店から苗を購入する人が多いと思います。
 レクリエーション農園(市民農園)は契約期間が短く、前に契約していた人がどんな野菜を栽培していたのかわかりませんし、連作になっているかも知れません。そこで良い苗を手に入れることが重要なポイントになります。
 苗を購入するときの注意点は、以下の通りです。
@ なるべく品種のはっきりしているもの
A 軟弱徒長していない「ガッチリ」と充実したもの
B 大きな鉢に入っているもの
C 病気や虫におかされていないもの
D 老熟苗でないもの
E 連作障害を防ぐためには接木した苗であること
中耕・土寄せ・追肥
 水やりや降雨によってうねの土は流されたり、固くしまって空気や水の通りが悪くなります。また、雑草も生えてきます。そこで、土を軟らかくするため除草を兼ねてうねの表面をけずったり、軽く耕す中耕作業が必要になります。
 また、うねとうねの問を軽く耕して軟らかくなった土を静かに株元によせてやる作業を土寄せといいます。ふつう中耕と土寄せは同時に行い、さらに追肥を施すようにすれば作業が効率よくできます。
  なお、ネギ、エンドウ、ジャガイモ、エダマメ、サトイモなどの作物は株元に大きく土寄せをしてやる必要があります。これらの作物にとっては栽培のポイントになる作業なので、うね間の土を十分に寄せてやります。
 追肥は作物が根付いて14日以上たってから、根から離して施し、土と混ぜておきます。2週間から1ヵ月効果が続きますが、あまり多く与えすぎないよう注意します。よく、作物の株近くに追肥をし、濃度障害を起こしている例を見かけます。十分に株元から離して施用しましょう。
その他の管理
 野菜によっては、定植後、収穫までの生育期間中に風などで倒伏するものがあります。そのため、ナス、ピーマンなどは倒伏を防ぐために支柱を立ててやる必要があります。
 支柱には、1本立て、交差立てなど色々な方法がありますが、いずれも地中深くさし込み、風による揺れや倒伏がないように気をつけましょう。
  また、トマト、キュウリ、つる性のエンドウ、サヤインゲンなどは支柱を立て、ひもで結びつけて誘引する必要があります。誘引は30〜40cm間隔くらいに行いましょう。
 保温や防寒の方法としてビニールトンネルや白寒冷紗のトンネル、不織布などの「べたがけ」資材の活用も考えてみてください。防暑や遮光にはよしずまたは寒冷紗を張るのも良いことです。
 除草と、夏の土壌の乾燥を防ぐためうねの上に黒ビニールで覆うことをマルチング(マルチ)といいます。マルチは土のはね返りを防ぎ、病気の予防にもなります。さらに、アブラムシの飛来を防ぐために、銀色のマルチを利用する場合もあります。これらの資材も工夫して活用したいものです。
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